引越しと解体と運転と
最近なにやってるの?って聞かれるけれど、
(おそらく自営業って一番謎な人種かと・・)
身の回りの整理をしております。
我が家は拠点が都内に3 箇所と長野に1箇所あるのでいろいろ大変なわけで。
結婚してから知ったけれど、自営業ってモノが多いのです。
例えばインテリアデザインするにもパソコンが何台か必要だし書類もわんさかあるし、
雑誌もたくさん・・・と、始まるのですが、
夫は大工でありデザイナーであり・・なので、
大工となれば電動工具も材料も部品もそりゃもうたくさんあるわけです。
たくさん。
木材から部品や家具からシンクから水道管、便器とかいろいろです。
置いておく場所を確保するも、経費がかかるわけですね。
というわけで、東京の倉庫を一つが減らして、
長野の拠点に持って行こう~という経費削減作戦を実行しました。
東京から長野の拠点へと運びだします。
なかなか引越し屋さんみたいだ~。
いつも利用しているニッポンレンタカーで2トン車を借ります。
(あとから気がついたけれど、3トン車にしておけばよかった・・)
それで、ひたすら運び入れと
運びだし。
100kg以上する業務用冷蔵庫が一番手強かった・・。
よく二人で運んだよ。(大きな拍手を!)
あと、シンク。
これはドアが狭くて通らないので、、、
壁を壊す。
私は何回やっても壊れない。
が、夫は1発で壊れる。
お~。
「よ!かっこいいね!日本一!」
といっても
「うるさい。」
と返ってくる。なかなかシャイなのです。
解体は闇雲に壊すんじゃなくて、構造を理解しないとだめだよ。という。
どこがくっついているか?を考えないと疲れるだけだよ。という。
ほうほう。なるほど。
そういえば、前にアメリカのテレビで解体番組がやっていて、
あっちでは超マッチョなプロレスラーみたいな人が力技で壁を壊していた。
そのイメージが脳内にあったのだけれど、
ヒョロい日本人(ましてや私)は頭を使わないとだめなわけですね。
トラック運転は片道3時間。
48時間内に3往復して合計18時間。
道中は餌を与えて運転手の機嫌をとります。
あと、寝ないように会話も何個か用意しておきます。
今回はなんでも答えるよQ&Aコーナーをやってくれるということだったので、最近興味のある
「どういう人を写真作家っていうの?」
「写真って物質的な価値はないけれど、どこで価値を見出せば良いの?」
「アーティストとデザイナーの違いはなに?」
みたいな会話をしていました。
これについてはまた違う記事でいつか。。
ちなみに私も2トン車なら運転できると判明したので、初運転。
この時は、私がお菓子を餌に機嫌を取られます。
とりあえず引越し終わってよかった~。
帰ったあとはビールが美味しいね~。