夫婦で働くこと・生活すること

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社長は王様

社長は王様なのです。

気に食わない部下がいたら「あっちいけ」って言葉でその人がいなくなる。

会議で眠くなったら「眠気覚ましの飴を用意しておいて」って言葉で次の会議からはテーブルには飴とお水。

移動には必ずお迎えの車。

気に入った人には優しくディナーを振る舞う。

それなりのわがままを聞き、お金をかけて投資する。

そして、レデイには優しくする。

でもきっと、王様は孤独でもある。

国がつぶれたらすべての責任が自分にのしかかる。

本当に信頼できる人はだれか?

もし自分に地位がなくなったら誰がついてきてくれるのか?

相談相手もいなく、自分で抱え込む責任、不安、秘密、権力、周りからの期待。

なにより決定力を問われるのです。

人間である以上、すべての人に好かれるということは不可能であり、

抵抗、反発、圧力、噂に打ち勝っていかなければいけない自我が必要。

と同時に、人を見極めながら身の回りの装備を固めることも必要。

馬はこの人。剣はこの人。盾はこれにしようとか、鎧はこれとか。

100人のだった小さな国が1000人、1000000人となったとき、

より顕著にこれらの特徴が現れるはず。

さて、じゃあ一般市民側に視点を変えたとき。

あなたはなにをして、どうやって生きる?

王様の盾になることを目指す?

剣の材料集めをする?

王様を自慢する?

王様に媚びる?

王様へ税金を払いながら、それなりの恩恵を受けて暮らす?

はたまた王様の座を狙う?

王様に刃向かう?

国を潰す?

国を出る?

私だったら、もしかしたら国を出ちゃうかも。

王様がいない、自給自足ができる民族のところにいく。

国とか、発展とか。この際いいかもしれない。

収入が増加して不幸せな人生よりも、質素だけど幸せな暮らしを望むかも。

王様に媚びると選択した人に一つ聞きたいのはね。

王様がいなくなったら、どうしますか?