夫婦で働くこと・生活すること

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個人か法人か

最近のテーマは

個人事業主として引き続き営業を行うか、それとも株式会社を設立するか。

 

以前、株式会社は1000万円以上、有限会社は300万円以上の資本金がないと

起業できなかったものが、2006年に1円から株式会社が設立可能になり、

有限会社は撤廃されたとのこと。

有限会社ってもう作れないんだね。

だから、今残っている有限会社っていうのは逆に、

存続しているすごい会社だというイメージもあるそう。

 

さて、話を戻すと個人か法人か。

どちらもメリット・デメリットはあるけど、

一般的に言われているものを記載すると:

 

■個人事業

メリット

・交際費が必要経費となる。

・仕事の内容を自由に変更・選択可能。

・会計処理や決算が簡易で、自分でできる。

・開業費用が掛からない。

 

デメリット

・個人経費と事業経費の区別がつきづらい。

所得税が所得に伴い増えていく。

・欠損金の繰越が3年までしかできない。

・債務など、責任をすべて個人が負担しなければならない。

・信憑性に欠ける。

 

■法人

メリット

・社会的な信頼を得れる。

・法人と取引をしやすく、事業も拡大しやすい。

・個人経費と事業経費を分けることができる。

・代表者が会社から「給与」をとれる。

(個人の場合は収入が必要経費を差し引いた金額となる)

・家族従業員に対する給与報酬を支払うことができる。

・欠損金の繰越が7年迄できる。

・債務への責任が有限

 

デメリット

・赤字でも法人住民税を約7万円を年1回納付しなければならない。

・税理士に申告書の作成を依頼する必要がある。

・登記作業・費用が発生する。

事業を辞める、変えるときは法的手続きが必要。

・正確な帳簿が必要である。

社会保障への加入義務があり、費用負担が増える。

・交際費が必要経費にならない。

 

法人設立にあたっては、特に、社会的な信用を得れることが大きい様。

たしかに、自分が就職する時とか、企業として取引しようと思った時は、

株式会社というところの方が信頼性はあるよね。

 

法人化すると節税可能とは言われているけど、節税だけを狙っての

法人化するのはなんだかあんまりよくなさそう。

というのも、社会保険料や税理士の報酬やそれぞれの付加税金・経費を考えると、

初心者の私にはどちらがお金のメリットあるのかはなかなか判断が付きにくいもの。

 

じゃあどうやって考えるの?という疑問には、

一説として、個人所得が500-600万円の所得になった段階で、

税金の負担が増したら、法人化を考えてみてはどう?

と、どこかの税理士さんが言っているのをみた。

また、ある一説では個人の所得が900万円を超えるのであれば、

法人化することで節税効果があるとのこと。

また、ある一説では所得が400万円以上あれば、

十分法人化することのメリットがあるとのこと。

 

なるほどー。

うーん、よくわからない。

幅、広すぎでしょ!

 

一つ、気をつけなきゃいけないのは、これらうたい文句は大抵

税理士が言っていることだから、全部信用できるものとも限らないかも。

税理士としては法人化する人が増えた方が仕事が増えるもんね。

 

色々書きましたが、結論としては、

・今後継続的に事業を行い、拡大していく予定がある。

・大規模な仕事をし、収入も現状より増やしていく。

・大企業との取引がある。

・人材を雇っていく予定がある。

・会計をしていく気力がある。

 

こちらに当てはまれば、法人化した方が良さそう。

低所得のまま行くのであれば、法人化しても手間・税金等の費用が

無駄にかかるだけだけれど、継続的に事業を行っていくのであれば、

法人化することで信用の面や資金調達の面で十分にグッドです。

もし、有名メーカーの仕入れとかするのであれば、法人じゃないと取引が

できないという壁もありそうというのも一点。

 

はい、じゃあ、今日はここまで。