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資金調達の補助金・助成金について

助成金ってなに?なんか、国からの条件提示に合った

ことをやると国から援助金をもらえるんでしょ?

程度にしか思っていなかったけど、昨日一日かけて基本的な概要から、調べてみました。

 

参考図書は大手町丸善で購入した本

「会社の資金調達に補助金助成金を活用しませんか!?」小泉昇

まずわかったことは、補助金助成金というのは、全然カラーが違うということ。

補助金か?助成金か?曖昧なグレーゾーンはあるけど、主な感じとしては

補助金

経済産業省が管轄。短期間募集。優良な案件のみ、採択される。小額から高額のものまで。

検索場所:

中小企業基盤整備機構;J-NET  http://j-net21.smrj.go.jp

 

助成金

厚生労働省が管轄。通年募集が多い。条件に満たせば、採択される。小額のものが多い。

検索場所:

厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/

他、各自治体のHP等に給付金情報あり。

 

どこが管轄しているか?は、申請する際求められる要素が異なってくるので重要ですね。

例えば、経済産業省だとどちらかというと経済を活性化させるような、

日本の技術や産業を守るようなもの。

審査内容は中小企業診断士コンサルティング会社が得意とする領域になります。

一方が厚生労働省だと日本の雇用を守るような要素が多く、

助成金の申請は社会保障労務士や行政書士が扱います。

 

一つ重要なのは、補助金助成金事業完了後に給付されるもの。

なので、会社設立前、補助金をもらって資本金に充てよう!

などと言った安易な考えはできないわけです。

自分たちで事業をしていく中で、こういったところに手を出すためには

お金の補助が必要、といった話しのながれかな。

個人が脱サラした時にもらいやすいと言われている

「受給資格社操業支援助成金」というのはありますが、

これはあくまでも創業時にかかった、経営コンサルタントの相談費用や

設立に要したセミナーや諸費用などに限定されるため、

事業のためのお金に充てることはあまりできない。

また、支給限度額は総費用の1/3のMAX150万円程度。

大きな事業をしていくために資金を国から援助してもらうには、

やはり補助金などの方が良さそうですね。

 

というのが、初心者の私の感想。

ただし、補助金補助金で、応募者にも条件があったり、資料内容に求められる

内容がかなり高度であり、審査も書類+面接があります。

また、採択された後にはかなりのボリュームの資料が送られてきて、

5年先まで報告をする覚悟が必要。

 

ふむ。

プロペラは今、会社もつくっていないし、資金もありません。

ただ、個人事業の範囲で内装業をしていく力はあります。

これから、会社を作るにあたり、

補助金助成金を利用してどのくらい資金的な援助を受けることができるのか?

というのが今回の調査目的でしたが、まずは融資のあてを探して、

先に会社を作ってしまった方が良さそう。

 

というわけで、次の課題は融資を受けるには?の概要調査。

完全にお金の仕組みなどについては無知だったけど、色々と勉強になるなー。